ミニ・レビュー
後には勝るとも劣らない盤も出ているが、あらためて聴くと、時代を考慮しても優れたアルバムだと分かる。この後の世代のクイケン兄弟らによる初期の戦略的な演奏法より、時代を超えて染み入ってくるものを持っている。今や両雄ともいないが、いいアルバムを遺してくれた。録音も申し分ない。
収録曲
01チェンバロとピアノのための協奏曲変ホ長調Wq.47 H.479 (C.P.E.バッハ)
02協奏交響曲ヘ長調T.8/6 (J.C.バッハ)
032台のチェンバロのための協奏曲変ホ長調F.46 (W.F.バッハ)
04チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052 (J.S.バッハ)
演奏
(1)〜(3)グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト・コンソート&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス (4)ヘルベルト・タヘツィ(HC) ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス