ミニ・レビュー
カヴァッリの後アルビノーニの前、17世紀末に活躍していたザナッタを中心にしたアルバム。カヴァッリら前の時期の作曲家からザナッタへの期間を捉えている。ムジカ・フィオリータ、カウンターテナーのフェリ=ベネデッティら高水準の演奏が、ザナッタの天賦の才を明かしている。
収録曲
012声 (と通奏低音)のための第1ソナタ (ザナッタ)
02歌劇「アポロとダフネの恋物語」〜アポロの嘆き (カヴァッリ)
033声 (と通奏低音)のためのソナタ (カヴァッリ)
04カンタータ「銀に輝くせせらぎのそばで」〜独唱と通奏低音のための (ストロッツィ)
053声 (と通奏低音)のための第16ソナタ (フォンターナ)
06カンタータ「嫉妬」 (ザナッタ)
072声 (と通奏低音)のための第11ソナタ (ザナッタ)
08セレナータ「けだるい夜はもう終わった」 (ザナッタ)
092声 (と通奏低音)のための第3ソナタ (ザナッタ)
演奏
ダニエラ・ドルチ(HC,指揮) ムジカ・フィオリータ (2)(4)(6)(8)フラヴィオ・フェルリ=ベネデッティ(C-T)