ミニ・レビュー
アルゲリッチ的ピアニズムはもう古い! と思わされる、摩訶不思議な個性の発露、シェーンベルクは“平穏な”クラシックとなり、バルトークは市井の“オッサン化”してしまい、そして素晴らしく地味に挑発的なのである。確かに毒舌評論がウリのレブレヒトが絶賛するわけだ、と独りごちた。★
収録曲
01ピアノ協奏曲op.42 (シェーンベルク)
02映画の一場面への伴奏音楽op.34 (シェーンベルク)
03交響的悲歌op.105 (クシェネク)
04ピアノ協奏曲第3番 (バルトーク)
演奏
ピナ・ナポリターノ(P) アトヴァルス・ラクスティーガラ指揮 リエパーヤ交響楽団