ミニ・レビュー
イタリア人のサックス奏者と日本人のピアノ奏者によるアンサンブル。それがデュオ・ヴァーグ(波)である。おおむね20世紀前半の作品を取り上げ、サックスの魅力と自らの技術や音楽性を多角的に明らかにしている。特に注目されるのは響きの美しさと柔軟な技巧。ピアノの共演ぶりも見事。
収録曲
01伝説op.66 (F.シュミット)
02幻想的即興曲 (ジョリヴェ)
03スカラムーシュop.165c (ミヨー)
045つの異国風舞曲 (フランセ)
05アルト・ホルン・ソナタ (ヒンデミット)
06アルト・サクソフォン・ソナタop.19 (クレストン)
演奏
デュオ・ヴァーグ(アンドレア・モッチ(SAX) 中ノ森めぐみ(P))