ミニ・レビュー
タイトルは笑ってしまうが、気合いの入った一枚。ソリストの演奏面の実力もさることながら作・編曲陣を選んだセンスに脱帽。「四季」はアンサンブルとしても感動的。この楽器に興味を持たない人(あるいはいまだ偏見を持つ人)にこそ聴いて欲しい周到な仕掛けにあふれた名盤だ。啼鵬作品はピアノ伴奏版。★
収録曲
01ユーフォニアムと弦楽アンサンブルのための協奏曲 (啼鵬)
02シャコンヌ舞/バッハを讃えて (山田武彦)
03「四季」〜「冬」 (ヴィヴァルディ/山田武彦編)
043つの描写〜「ローガランド」 (デューハースト)
053つの風情 (小室昌広)
06星降る夜 (松下倫士)
07月蝕 (啼鵬)
08トロイカ?いいね! (K.ジェンキンス)
09だったん人の踊り (ボロディン/啼鵬編)
10スリーピング・モモンガ (啼鵬)
11ファンク (ビズッティ)
演奏
牛渡克之(EUPH) (1)(4)〜(6)(8)(10)(11)新居由佳梨(P) (2)(3)山田武彦((2)声,PERC,(3)P) (2)(3)(7)萱谷亮一(PERC,(2)(3)声) (7)(9)啼鵬(バンドネオン)