ミニ・レビュー
本格的にソロ活動を始めて20年、兵庫県立芸術文化センターでのリサイタルも10年という節目でのアルバム。マンドリンのソリストが少ないなか、意欲的な選曲で気を吐く大西だ。この楽器の可能性を追求しつつ、独特の音色とともに魅力を大いにアピール。中でもバッハ「シャコンヌ」は感動もの。
収録曲
[Disc 1]
01機織る乙女 (萩原朔太郎)
02前奏曲第2番 (カラーチェ)
03前奏曲第5番 (カラーチェ)
04前奏曲第10番 (カラーチェ)
05月のセレナータ (サルコリ)
06ハイドンの主題による変奏曲 (ラニエリ)
07無伴奏ヴァイオリンソナタ 二長調 (プロコフィエフ)
08シャコンヌ (J.S.バッハ)
[Disc 2]
01アルペジオーネソナタ イ短調 (シューベルト)
02ヴァイオリン協奏曲ホ短調 (メンデルスゾーン)