ミニ・レビュー
ビウエラはルネサンス期にスペインなどで弾かれたギターのような楽器。ジョスカン・デプレ、カベソーンなどのルネサンス期の作品をブエノスアイレス出身のアブラモビチとニューヨーク出身のへリングマンの二人がビウエラで奏でる。シンプルで明るく美しいその響きに心が洗われる。
収録曲
01比類なきおとめ、神をお育てになったかた (ジョスカン・デプレ)
02第7リチェルカーレ (ヴィラールト)
03クレキヨンの歌「死がわたしを阻み」 (パレロ)
04リチェルカーレ (セーニ)
05陽気な羊飼いひとり (カベソーン)
06わがイタリアよ (ヴェルドロ)
07イタリア風パヴァーナ (カベソーン)
08なつかしき事物よ (ジョスカン・デプレ)
09ファンタジア (第82番) (ダ・ミラノ)
10さすらいのモーロの王 (パレロ)
11セルミジの歌「どこにおられるのですか」 (カベソーン)
12わが最後のため息よ (ヴェルドロ)
13ファンタジア (第22番) (ダ・ミラノ)
14それでは、何で洗えばよいのでしょう (ウプサラの写本より) (作者不詳)
15皆が言うには、わたしは恋をしているらしい (バスケス)
16ポプラの林から帰ってきたの (バスケス)
17われらが父よ (ジョスカン・デプレ)
18めでたし、マリアさま (アヴェ・マリア) (ジョスカン・デプレ)
演奏
(1)〜(12)(14)〜(18)アリエル・アブラモビチ(ビウエラ・メノール) (1)〜(8)(10)〜(18)ジェイコブ・へリングマン(ビウエラ・メノール,ビウエラ・マヨール)