ミニ・レビュー
来日公演で世界最高クラスの実力が大評判になったラトヴィア放送合唱団。美しい響きを極めた演奏により、ブラームスの有名合唱曲のあるべき姿を余すところなく描き出す。もしこれらの曲を知らなければ当盤でぜひ味わっていただきたい。ブラームスならではの音楽の美しさに酔い痴れる一枚。
収録曲
ブラームス:
013つの四重唱曲op.64〜第1番 故郷にて/第2番 夕べ
024つの四重唱曲op.92
03愛の歌=ワルツop.52〜第1番 私に話して、乙女よ/第2番 奔流は岩にぶつかり/第3番 ああ、女性よ/第4番 夕方の晴れやかな夕日/第5番 青々としたホップの蔓が/第6番 可愛らしい小鳥/第8番 あなたのやさしく、愛らしいまなざし/第9番 ドナウ河の岸辺に/第10番 ああ、湧水がやさしく/第11番 人々が何を言おうとも/第13番 小鳥が空中を飛びまわり/第14番 見てごらん、月が明るく照らすところを/第15番 ナイチンゲールは可愛らしくうたう/第16番 愛は暗い落とし穴だ/第18番 茂みが揺れている
04新・愛の歌op.65〜第1番 ああ、心よ、助けをあてにするな/第2番 黒々とした夜の暗い影/第7番 山おろしの激しい雨のように/第8番 柔らかい草の広がる静かな場所/第12番 黒い森よ、おまえの色合いは悲しみを帯びている/第13番 だめよ愛しい人、私の近くに座らないで/第14番 炎の眼差し、黒い髪/第15番 ミューズたち、もう充分だ
演奏
シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮 ラトヴィア放送合唱団 ダーツェ・クリャーヴァ,(3)(4)アルディス・リエピニェス(P)