ミニ・レビュー
クリミア生まれで、ロサンゼルス管の首席を務めるブリアコフ。今回も、そのスーパー・テクニックによってヴァイオリン作品をめった切りし、フルートのオリジナルへと変えてしまった。メカニックだけでなく、息の使い方も素晴らしくうまい。聴き手の心を鷲づかみするエンターテイナーとしても上々。
収録曲
01フルート・ソナタ ロ短調op.1-9 HWV367b (ヘンデル)
02コンチェルティーノop.107 (シャミナード)
03ロマンスop.37 (サン=サーンス)
04ファンタジー (G.ユー)
05ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (フルート版) (フランク)
06ワルツ形式の練習曲による奇想曲 (サン=サーンス/D.ブリアコフ編)
07シンドラーのリスト (J.ウィリアムズ/D.ブリアコフ編)
08幻想即興曲嬰ハ短調op.66 (ショパン/D.ブリアコフ編)