ミニ・レビュー
「病は気から」はモリエール最後の作品で、シャルパンティエがモリエールと組んだ唯一の音楽だ。モリエールがリュリに代わり、大抜擢した若きシャルパンティエは、この生気に満ちたコメディにふさわしい音楽をもってモリエールの期待に応えている。その音楽にこれまた見事に応えているのが本盤だ。★
ガイドコメント
ミンコフスキとルーヴル宮音楽隊による、シャルパンティエの喜劇「病は気から」の幕間劇。才気あふれるミンコフスキの指揮のもと、華麗さとおかしさが伝わるシャルパンティエの音楽が響く。
演奏
マルク・ミンコフスキ指揮 ルーヴル宮音楽隊(レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル) イザベル・プルナール,ジル・フェルドマン,ギルメット・ロランス(S) ジル・ラゴン,ジャン=ポール・フシェクール(C-T) ミシェル・ヴェルシェーヴ(T) ベルナール・ドゥレトレ,ジャン=ルイ・ビンディ(BS)