ミニ・レビュー
1950年代に日本でジャズ・ピアニストとして活動した経験をもつというハワイのピアニストによる映画音楽集。「ある愛の詩」「サウンド・オブ・サイレンス」「男と女」などなじみの曲をリラックスした雰囲気のなか、日頃ラウンジで演奏してきたからこその艶を感じさせる音色の響きが潮風の香りのようで心地よい。
ガイドコメント
ハワイを代表するピアニスト、レネ・パウロの2017年7月発表のアルバム。自身が愛してきた珠玉の映画音楽を集めたもので、美しくロマンティックなピアノの調べがゆったりと味わえる。永遠のスタンダードと呼べる曲ばかり!
収録曲
01「昼下がりの情事」〜魅惑のワルツ
02エデンの東
03「慕情」〜恋は素晴らしきもの
04「避暑地の出来事」〜夏の日の恋
05ある愛の詩
06ライムライト
07「愛情物語」〜トゥ・ラヴ・アゲイン
08第三の男
09太陽がいっぱい
10禁じられた遊び
11「明日に向かって撃て!」〜雨にぬれても
12「卒業」〜サウンド・オブ・サイレンス
13「ドクトル・ジバゴ」〜ララのテーマ
14「80日間世界一周」〜アラウンド・ザ・ワールド
15「タイタニック」〜マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
16「道」〜ジェルソミーナ
17「007 ロシアより愛をこめて」〜ロシアより愛をこめて
18男と女
19野生のエルザ
20「風と共に去りぬ」〜タラのテーマ