ミニ・レビュー
セファルディは、イベリア半島にいたユダヤ人を指す。カトリックによって、イスラム教徒ともども半島から追放され、北アフリカからトルコ、バルカンへと流れていった。彼らの奏でる音楽は、えも言われぬ哀感が漂う。ここでは民族楽器をうまく使い、セファルディの音楽世界を独得の手法で切りひらく。★
収録曲
01最愛の伴侶よ、忘れてしまったのかい
02ナニ・ナニ (子守唄)
03囚われ人が連れて来られた
04ねむれ、愛するわが子
05この高貴な娘を引き立ててください
06汝、隊商で歌をうたう者/おお我らが岩よ、我らが楯よ
07高い高い、お月様
08わが魂の愛する方
09モッシェ (モーゼ)
10扉を開けてください、いとしい人
11わたしは黒いが、しかし美しい
12ようこそ、わたしのいとしい人 (イスラエルと神の対話)
13どうしてわたしは知りえよう、そこで何を話すのか
演奏
メラフ・ベン・ダヴィド=アレル(VO,PERC,シフォニ) ヤイル・アレル(VO,タル,その他打楽器) ニマ・ベン・ダヴィド(VG) ミシェル・クロード(PERC)