ミニ・レビュー
チェコを代表する二人の作曲家のピアノ作品が交互に配置され、彼らが故郷に対して抱いていた深い愛情が浮き彫りとなっていく。色とりどりの和声と語り掛けるような旋律との組み合わせによって丁寧に描き出されるが、これはミヒールスのコントロールの巧みなタッチの妙も大いに貢献している。
収録曲
ドヴォルザーク:
01「詩的な音の絵」op.85〜古城にて
ヤナーチェク:
02草陰の小径にて」第2集〜ヴィーヴォ
ドヴォルザーク:
03「詩的な音の絵」op.85〜フリアント (民族舞踊)
ヤナーチェク:
04「草陰の小径にて」第1集〜不吉なフクロウ、まだそこに
ドヴォルザーク:
05「詩的な音の絵」op.85〜夢想
ヤナーチェク:
06ソナタ「1905年10月1日」
ドヴォルザーク:
07「ドゥムカとフリアント」op.12
ヤナーチェク:
08「草陰の小径にて」第2集〜アレグロ
09「草陰の小径にて」第1集〜おやすみなさい
ドヴォルザーク:
10「詩的な音の絵」op.85〜セレナーダ
ヤナーチェク:
11「草陰の小径にて」第1集〜言葉もない!
ドヴォルザーク:
12「ユーモレスク集」op.101〜第1ユーモレスク
13「ユーモレスク集」op.101〜第7ユーモレスク
ヤナーチェク:
14「草陰の小径にて」第2集〜アレグレット
15「草陰の小径にて」第1集〜フリーデクの聖母像
ドヴォルザーク:
16「詩的な音の絵」op.85〜聖なる山で
ヤナーチェク:
17「霧の中」