ミニ・レビュー
ほとんど日本の一般のファンには知られていない、ラトヴィアの作曲家ガルータ。当盤はその親しみやすい作品を中心に、新作・旧作取り混ぜて、お決まりの曲目に飽き飽きしたリスナーを満足させる。旺盛な表現意欲と歌心に富む河西のサックスを、勘所を押さえた荒尾のピアノが包む。
収録曲
01ダイナ (ルーツィヤ・ガルータ/河西麻希編)
02ララバード (槙田友紀)
03聖なる愛 (ルーツィヤ・ガルータ/河西麻希編)
04交響詩「黄金の馬」 (ルーツィヤ・ガルータ/植田彰編)
05祖国の春 (ルーツィヤ・ガルータ/河西麻希編)
06悪い夜の唇 (藤原豊)
07ミュージック・フォー・マキ (ヴラティスラフ・ゾッフル)
08オペラ「ルサルカ」〜月に寄せる歌 (ドヴォルジャーク)