ミニ・レビュー
桐朋を経てヨーロッパ各地で活躍、92年に日本へ拠点を移し、ソロや室内楽で高い評価を得ている友田。モーツァルトにおける強弱の変化は単なる音量差ではなく、表情の繊細な陰影であることを教えてくれる貴重な演奏。色彩豊かなタッチと間合いが絶妙だ。★
収録曲
モーツァルト:
01パイジェッロの歌劇「哲学者気取り」の「主よ、幸いあれ」による6つの変奏曲ヘ長調K.398 (416e)
02ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K.280 (189e)
03ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282 (189g)
04アレグレットによる5つの変奏曲ヘ長調K.54 (547b)
05ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533/494