ミニ・レビュー
現代一般的なギター・コードを採用した画期的な記譜法を示した指南書をもとにした作品集。ここではソロの作品をアンサンブルでやっている。時々ダイナミズム、テンポが跳ね上がり、突然ロックになったりする。否、ロックがベースになってるか。古楽におけるイタリア人のやることは大胆不敵で面白い。★
収録曲
01トッカータ「恋に落ちた女」 (フォスカリーニ)
02フランス風ガリアルダ (フォスカリーニ)
03Oのパッサカリオ (フォスカリーニ)
04インプロ#1 (独奏による即興)
05スフェッサニア (カプスベルガー)
06パッサカーリャ (カプスベルガー)
07スカラマンツィエ (カルボンキ)
08ガリシア風フォリア (デ・ムルシア)
09カポーナ (ヴァルダンブリーニ)
10半音階的トッカータ (ピッチニーニ)
11インプロ#2
12フランスの調べによる変奏曲「ドイツの女」 (ピッチニーニ)
13「ドイツの女」による第6コルレンテ (ピッチニーニ)
14インプロ#3 (独奏による即興)
15クンベー (デ・ムルシア)
16Dのパッサカーリャ (バルトロッティ)
17Xのパッサカーリャ (コルベット)
18カプスベルガーの調べ (カプスベルガー)
19第7コルレンテ (カプスベルガー)
20フィレンツェの調べ (フォスカリーニ)
21コラシオーネ (カプスベルガー)
22ありえないことさまざま (ロス・インポシブレス) (デ・ムルシア)
23インプロ#4
演奏
シモーネ・ヴァッレロトンダ(テオルボ,G,キタラ・バッテンテ) (1)〜(3)(5)〜(9)(11)〜(13)(15)(16)(18)〜(23)イ・バッシフォンディ(ジュゼプ・マリア・マルヒ・ドゥラン(バッソ・ダ・コラシオーネ) ガブリエーレ・ミラークレ(PERC))