ミニ・レビュー
バロック期の凄腕作曲家が笛の音やヴァイオリン、チェロに託した音楽をリュートで弾く。弦を弾く音色の何と艶かしいことだろうか。現代ギターよりもはるかに硬質で鋭く、元々の楽器に劣ることのないリュートの表現。少し音量を上げて聴くと「これがリュートだろうか」と耳が洗われるはず。
収録曲
01「ロザリオのソナタ集」〜パッサカーリャ ト短調 (ビーバー)
02ショウスター氏に捧ぐリュート小品集ト短調BWV995 (J.S.バッハ)
03「無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア」〜ファンタジア第1番変ロ長調TWV40-14 (テレマン)
04「無伴奏ヴァイオリンのための六つの組曲」〜組曲イ短調 (ヴェストホフ)
05無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調〜チャコーナ (シャコンヌ) (J.S.バッハ)
06ファンタジア ハ短調 (ヴァイス)