ミニ・レビュー
モンテヴェルディを中心に、器楽曲を間に挟み、初期バロックの一断面を切り取った好盤。マドリガルや初期バロックの演奏、研究の第一人者、鈴木美登里の清澄極まる歌声に心が洗われる。彼女の歌を支えるバックの奏者たちのなんと豪華なメンバーよ。申し分のないアルバムに仕上がっている。★
収録曲
01主を賛美せよ (モンテヴェルディ)
02ああ、僕は倒れる (モンテヴェルディ)
03それでは本当なのか? (モンテヴェルディ)
04トッカータ第1番 (フレスコバルディ)
05わたしは野の花 (モンテヴェルディ)
06来たりて見よ (モンテヴェルディ)
07トッカータ第7番 (M.ロッシ)
08呪われよ (モンテヴェルディ)
09高慢でとげとげしい眼差し (モンテヴェルディ)
10あなたは僕のすべてだった (モンテヴェルディ)
11ソナタop.8-3「ヴァリアータ」 (マリーニ)
12アリアンナの嘆き (モンテヴェルディ)
13ほら、柔らかな光に包まれた太陽が (モンテヴェルディ)
14ソナタ第8番 (カステッロ)
15苦しみは心地よく (モンテヴェルディ)
16歓呼せよ (モンテヴェルディ)
演奏
鈴木美登里(S) 若松夏美(VN) 鈴木秀美(VC) 上尾直毅(HC,OG)