ミニ・レビュー
オルガンがリードするコンパクトな女声合唱、ヴィオール、ヴァイオリンも適宜に加えられる。仏圏ベルギー出身でパリに活躍したリュリの同時代人、デュモンが描き出した“日常的”な信仰の世界が静謐に再現される〜時代的に対象は特権階級子女と修道女、神の下での平等、現代まで続く問題提起。
収録曲
デュモン:
01晩課のための音楽〜マニフィカト
02晩課のための音楽〜2声のプレリュード (器楽 (オルガン))
03晩課のための音楽〜あなたはわたしの心を傷つけた
04女声修道院のためのミサ〜キリエ (第6旋法によるミサ)
05女声修道院のためのミサ〜グローリア (第6旋法によるミサ)
06女声修道院のためのミサ〜3声のシンフォニア (器楽 (オルガン))
07女声修道院のためのミサ〜クレード (第6旋法によるミサ)
08女声修道院のためのミサ〜サンクトゥス (第6旋法によるミサ)
09女声修道院のためのミサ〜おお、天使のパン
10女声修道院のためのミサ〜ベネディクトゥス (第6旋法によるミサ)
11女声修道院のためのミサ〜アニュス・デイ (第6旋法によるミサ)
12女声修道院のためのミサ〜主よ、我らが王を救いたまえ
13さまざまな祝日のための音楽〜3声のプレリュード (器楽 (オルガン))
14さまざまな祝日のための音楽〜ベルナルドゥス、名高き医師は
15さまざまな祝日のための音楽〜心せよ、人間よ
16さまざまな祝日のための音楽〜讃美の歌を、声高に
17さまざまな祝日のための音楽〜来たれ、創り主なる霊よ
18さまざまな祝日のための音楽〜4声のシンフォニア (器楽 (オルガン、ヴァイオリン、バス・ド・ヴィオール))
19さまざまな祝日のための音楽〜聖処女マリアに捧ぐ連祷
演奏
ブリュノ・ボテルフ指揮 ナミュール室内合唱団 ステファニー・ド・ファイー(VN) フランソワーズ・エノク(バス・ド・ヴィオール) フレディ・エシェルベルジェ(OG)