ミニ・レビュー
近年の吹奏楽界は邦人作品が大人気で、有名管弦楽を編曲したものはあまり流行らなくなった? しかし名曲に触れることは貴重な音楽体験だ。本作は新旧のすぐれた編曲を楽しめる一枚。音楽を知り尽くした指揮者、それに応える若者たちの演奏も見事。「フィンランディア」「火祭りの踊り」が秀逸。★
収録曲
01喜歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 (ニコライ/福島弘和編)
02歌劇「運命の力」序曲 (ヴェルディ/木村吉宏編)
03歌劇「イーゴリ公」〜ダッタン人の踊り (ボロディン/淀彰編)
04交響詩「フィンランディア」 (シベリウス/鈴木英史編)
05火祭りの踊り パラフレーズ (ファリャ/長生淳編)
06中国の不思議な役人 (バルトーク/加養浩幸編)
07オペラ座の怪人:エンジェル・オブ・ミュージック〜ミュージック・オブ・ザ・ナイト〜ノーツ〜シンク・オブ・ミー〜オール・アイ・アスク・オブ・ユー〜オペラ座の怪人〜もう一度姿を現して (ロイド・ウェバー/ヨハン・デ・メイ編)