ミニ・レビュー
少子化のなかで、アンバランスな少人数編成を余儀なくされる状況は珍しいことではなくなった。いわゆる「アンサンブル」(3〜8人程度の極小編成)と同様の編成ながら、一般的な吹奏楽のようなテイストをもつ良質の作品も増えてきた。本作は広島ウインドの好演もあって、楽曲選びのよいサンプルになる。★
収録曲
〈4パート〉
01スタートライン (山下祐加)
02森のカルテット (広瀬勇人)
03ソング・アンド・ダンス (J.M.サイカーバイク)
04潮彩 (鹿野草平)
05ルーマニア民族舞曲 (バルトーク/中村昭彦編)
06カルメン・ファンタジー (ビゼー/朴守賢編)
075つの宮廷舞曲 (ブレイド/小野寺真編)