ミニ・レビュー
J.S.バッハの「オルゲルビュッフライン」はオルガン奏者にとってはいわばコラール演奏の“バイブル”。使用楽器は1989年に制作された名器アーレント・オルガン(バッハの森記念奏楽堂)。各曲ごとに想像力を掻き立てるストップを設定し、コラール内容を反映させた表現で飽くことなく聴かせる手腕は見事。
収録曲
J.S.バッハ:〈オルゲルビュッフライン〉
01降臨節
02降誕祭
03年の転換
04顕現祭、マリア潔め祭
05受難
06復活節
07聖霊降臨祭
08カテキズム
09キリスト者の生活-私はあなたに呼びかけます、主イェス・キリストよ
10十字架、迫害、試み
11戦争、平和-すべての人は死ななければならない
12補遺-あぁ、なんと空しく、あぁ、なんと儚いことか