ミニ・レビュー
円熟期のシューマンが3週間で書き上げたピアノ四重奏曲、フィルアップに収録・カプリングされた演奏が現代的に清涼にして秀逸な出来映え。同じアックスは優れたバランス感覚でブラームスを弾き切り、ツィンマーマンのヴァイオリンも同質の調和を紡ぎ出して、ハイティンクと最良の相性を示す。★
収録曲
ブラームス:
[Disc 1]
01ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77●シューマン:
[Disc 2]
01ピアノ四重奏曲変ホ長調op.47
ブラームス:
02ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
演奏
[1] (1)マリス・ヤンソンス, [2] (2)ベルナルト・ハイティンク(指揮) [1] (1) [2] (2)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 [1] (1)フランク・ペーター・ツィンマーマン(VN) [2] エマニュエル・アックス(P) [2] (1)ヴェスコ・エシュケナージ(VN) ヘンク・ルビンフ(VA) グレゴール・ホルシュ(VC)
録音
[1] (1)2010.1 [2] (1)2016.6 (2)2010.12