ミニ・レビュー
アンダルシア、カタルーニャの民謡、16世紀の宮廷歌謡などを、リュート、ビウエラ、ギター伴奏によって、時を超えてスペインの歌を旅する企画。声質も音色も、色彩を抑えて歌われる柴山の歌唱が、ニュアンス豊かに演奏されるつのだの“伴奏”を引き立てていく。伴奏をメインに聴きたい一枚だ。
収録曲
01ソロンゴ (アンダルシア民謡) (ロルカ編)
02ハエンのモーロ娘たち (アンダルシア民謡) (ロルカ編)
03トランプの王様 (アンダルシア民謡) (ロルカ、つのだたかし編)
04サヨナキドリ (カタルーニャ民謡) (モランテ編)
05嘆き (カタルーニャ民謡) (モランテ編)
06盗賊の歌 (カタルーニャ民謡) (つのだたかし編)
07何を使って洗えばいいの? (バスケス/フェンリャーナ編)
08ああ 輝く月 (作者不詳 16c.)
09あなたの瞳 (作者不詳 17c.)
10バルドビノスのロマンセ (ミラン)
11こんなに貴女を愛して何になるのか? (ピサドール)
12タホ川のほとり (ムリニエ)
13セビーリャの子守唄 (アンダルシア民謡) (ロルカ編)
14小さな巡礼 (アンダルシア民謡) (ロルカ、つのだたかし編)
15娘と恥じらい (ソル)
16鐘は鳴らない (ソル)
17鳥の歌 (カタルーニャ民謡) (早島万紀子編)
演奏
柴山晴美(S) つのだたかし(G,LUTE,ビウエラ)