ミニ・レビュー
若きモーツァルトも憧れたザクセンの作曲家シュースター(1748〜1812)の数少ない室内楽作品に光を当てた一点。1780年作曲の6曲の弦楽四重奏曲を収録。いずれも3楽章構成で短いものの、個性的なモティーフや楽想は面白い。古楽アンサンブルの演奏によって、独自の作風も風味豊かに聴こえてくる。
収録曲
シュースター:
01弦楽四重奏曲第1番ハ長調 (伝モーツァルトK.C20.02 (Anh.211))
02弦楽四重奏曲第2番変ロ長調 (伝モーツァルトK.C20.01 (Anh.210))
03弦楽四重奏曲第3番ト長調
04弦楽四重奏曲第4番イ長調 (伝モーツァルトK.C20.03 (Anh.212))
05弦楽四重奏曲第5番変ホ長調 (伝モーツァルトK.C20.04 (Anh.213))
06弦楽四重奏曲第6番二長調