ミニ・レビュー
名手デナビアンと気鋭の古楽四重奏団デルフィーコによる興味津々たる19世紀初頭の室内楽。ケルビーニの華麗な喜悦からライヒャやドープラの曲における超絶技巧までナチュラルホルンの妙技が遺憾なく発揮される。ガット弦の古雅な響きとの相性も水際立つ。
収録曲
01第2ソナタまたは練習曲〜ホルンと伴奏声部のための (ケルビーニ)
02ホルン五重奏曲op.6-3 (ドープラ)
03第1ソナタまたは練習曲〜ホルンと伴奏声部のための (ケルビーニ)
04ホルンと弦楽四重奏のための大五重奏曲op.106 (ライヒャ)
演奏
アレッサンドロ・デナビアン(ナチュラルホルン) デルフィーコ四重奏団(マウロ・マッサ、アンドレーア・ヴァサッレ(VN) ジェラルド・ヴィターレ(VA) ヴァレリア・ブルネッリ(VC))