ミニ・レビュー
日本管打楽器コンクール1位などの成果を上げ、日本フィルの首席オーボエを務める金子。艶のある伸びやかな音色はオーケストラでも力を発揮するが、ソロで聴くとより魅力的。温かみのある音色と奇をてらわない演奏によって、オーボエの王道的な名曲が親しい表情をみせてくれる。
収録曲
01オーボエとピアノのためのソナタFP.185 (プーランク)
02アダージョとアレグロ変イ長調op.70 (シューマン)
033つのロマンスop.94 (シューマン)
04オヴィディウスによる6つの変容op.49 (ブリテン)
052つの昆虫の小品 (ブリテン)
06オーボエ・ソナタ ニ長調op.166 (サン=サーンス)