ミニ・レビュー
橋本一子と藤本敦夫のユニットが81年にリリースした第1作。本人たちが好んだ米国ファンクや英国ロックの影響が見られるが、現在であればハウス、アンビエント、エレクトロなどに分解できる音楽は当時の最先端。タイトル曲や「HEARTBEAT」はダンス・ミュージックとして現役感たっぷり。
ガイドコメント
YMOのツアーに参加するなど、その高い音楽性が一目置かれる存在だった橋本一子と藤本敦夫による幻のユニットの作品。81年にリリースされた唯一のアルバムで、時代を先取りするような電子サウンドが聴かれる。
収録曲
01COLORED MUSIC
02ANTICIPATION
03EI SEI RAKU
04SANCTUARY
05TOO MUCH MONEY
06LOVE HALLUCINATION
07THIRD EYE - CLEAR LIGHT
08HEARTBEAT
09GIANT BIRD
演奏
橋本一子(VO,P,OG,SYN,B) 藤本敦夫(VO,G,B,SYN,SAX,PERC) 堀尾和孝(G) アンソニー・ジョンソン,川端民生,樋沢達彦(B) フランシス・ジェリー・エディ,村上秀一(DS) 木村万作(DS,B-VO) 仙波清彦,ペッカー(PERC) 名取茂夫(TP) 西島泰介(TB) 渡辺康蔵(AS) 小田島亨(TS) 畦地慶司(胡弓) 他