ミニ・レビュー
2017年9月に行なわれた定期のライヴ。R.シュトラウスやヘンデルらの編曲ものもあるが、目玉はフサの「この地球を神と崇める」。そしてこのプログラムの全体を貫くコンセプトは、「平和への祈り」と言えるもの。その真摯な思いを大井とTKWOは、激しくも眼のつんだ美しさで表現。
ガイドコメント
吹奏楽の名門、東京佼成ウインドオーケストラの第135回定期演奏会(2017年9月30日)をライヴ収録したアルバム。カレル・フサの「この地球を神と崇める」、藤田玄播の「吹奏楽のための天使ミカエルの嘆き」などを収録。指揮は正指揮者の大井剛史。
収録曲
01歌劇「リナルド」〜私を泣かせてください (ヘンデル/大井剛史、中橋愛生編)
02モーニング・アレルヤ〜冬至のための (R.ネルソン)
03メタモルフォーゼン〜23独奏弦楽器のための習作 (管楽合奏版) (R.シュトラウス/中橋愛生編)
04吹奏楽のための天使ミカエルの嘆き (藤田玄播)
05この地球を神と崇める (フサ)