ミニ・レビュー
イブラギモヴァとティベルギアンが進めてきたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集がこの2枚組のVol.5で完結。各巻でさまざまな時代の作品を集めているが、Vol.5でも初期から後期までの作品を聴くことができる。二人の積極的なやりとりが楽しく、イブラギモヴァの多彩な表現が聴き手を飽きさせない。
収録曲
モーツァルト:
[Disc 1]
01ヴァイオリン・ソナタ第28番変ホ長調K.380
02ヴァイオリン・ソナタ第7番イ長調K.12
03ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調K.11
04ピアノ・ソナタ変ロ長調K.570 (ヴァイオリン・パート付き)
[Disc 2]
01ヴァイオリン・ソナタ第19番変ホ長調K.302
02「羊飼いの娘セリメーヌ」の主題による12の変奏曲ト長調K.359
03ヴァイオリン・ソナタ第35番イ長調K.526
演奏
アリーナ・イブラギモヴァ(VN) セドリック・ティベルギアン(P)