ミニ・レビュー
言葉ひとつ音符ひとつに魂を込めて綴るジョン・健・ヌッツォのイタリア歌曲には美声をひけらかす歌手とは異次元の魅力がある。歌詞に踏み込んだ劇的な歌唱で惹き付けるプッチーニの「大地と海」やライヴならではの感興あふれるデンツァの「妖精の瞳」が実に良い。
収録曲
01フィッリデの悲しげな姿よ (ベッリーニ)
02美しい月よ (ベッリーニ)
03優しい妖精、マリンコニーアよ (ベッリーニ)
04喜ばせてあげて (ベッリーニ)
05お願いだ、私の美しき理想の人よ (ベッリーニ)
06君なんかもう (トスティ)
07かわいい口もと (トスティ)
08暁は光と闇とを分かつ (トスティ)
09大地と海 (プッチーニ)
10セレナータ (マスカーニ)
11妖精の瞳 (デンツァ)