ミニ・レビュー
珍しい! 総数100名に近いサックス奏者が集まっただけでも壮観。通常の吹奏楽とは違い、響きが柔らかいものの機動性は俊敏。ラヴェルはまだしもワーグナーやヴィラ=ロボス、チャイコフスキーもフランス的な香りがしてくるから不思議だ。「白鳥の湖」(7曲)など夢見るような世界に変貌を遂げている。
収録曲
01「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲 (ワーグナー/圓田勇一編)
02ファンタジア (ヴィラ=ロボス/足立雄大編)
03クープランの墓 (ラヴェル/野原武伸編)
04スラヴ行進曲 (チャイコフスキー/今廣志編)
05「白鳥の湖」〜序奏/情景 (第2幕)/ワルツより/ハンガリーの踊り/スペインの踊り/情景 (第4幕)/終曲 (チャイコフスキー/福本信太郎、島田和音、足立雄大編)
演奏
昭和音楽大学 昭和サクソフォーン・オーケストラ (1)大森義基,(2)榮村正吾,(3)野原武伸,(4)有村純親(指揮) (2)松原孝政(SAX)