ミニ・レビュー
2016年9月東京文化会館でのライヴ。肩肘張らない柔軟で温かい語らいの快さ。モーツァルトにウットリと聴き入ってしまう。「草陰の小径にて」もヤナーチェク特有の語り口が何とさりげなく自然なことだろうか。「彼女らは燕のように……」など、まるでモラヴィアのおしゃべりみたい!
収録曲
01弦楽四重奏曲第23番ヘ長調K.590「プロイセン王第3番」 (モーツァルト)
02「草陰の小径にて」第1集JW.8-17〜1.われらの夕べ/2.散りゆく木の葉/5.彼女らは燕のように喋りたてた/7.おやすみ (弦楽四重奏編) (ヤナーチェク/J.ブルクハウザー編)
03弦楽四重奏曲第7番「室内協奏曲」 (マルティヌー)
04菊の花 (プッチーニ)
05弦楽四重奏曲第4番ハ短調op.18-4〜第2楽章 (ベートーヴェン)