ミニ・レビュー
冒頭「鐘」での耳に突き刺さる重低音。このような爆音が記録されるのはライヴ録音ならでは。高木クラヴィーアが所有する、数々の巨匠が弾いたニューヨーク・スタインウェイが発する驚異のサウンドを存分に味わえる。ピアニストは歌謡性の表現にも長け、ラフマニノフやチャイコフスキーに好相性。
収録曲
01前奏曲嬰ハ短調op.3-2「鐘」 (ラフマニノフ)
02「四季」op.37b〜6月 舟唄/11月 トロイカ/4月 松雪草 (チャイコフスキー)
03ヴォカリーズop.34-14 (ラフマニノフ/コチシュ編)
04組曲「展覧会の絵」 (ムソルグスキー)