ミニ・レビュー
楽器が音楽家の感性を触発。角 圭司のために特別に製作された稀少な木材を使ったギターの音の美質を活かし切って、可能性を堪能させる。CDを通して聴く限り、響きはまろやかにしてくっきり。刺激的な硬さはなく旋律が心地よく響くのみならず、ハードな音色奏法部分も斬新に鳴る。生が聴いてみたくなる。
収録曲
01南十字星の雫 (啼鵬)
02エストレリータ (ポンセ)
03鐘の響き (ペルナンブコ)
04レボリコ (ペルナンブコ)
05ラ・ネグラ (A.ラウロ)
06アンダンテop.47-3 (ソル)
07ワルツop.42-6 (ソル)
08カッチーニのアヴェ・マリア (ヴァヴィロフ/佐藤弘和編)
09しほ (志保) (佐藤弘和)
10けい (慶) (佐藤弘和)
11小さな翼-志保第2章- (佐藤弘和)
12青空の向こうに (佐藤弘和)
13愛のロマンス (スペイン民謡)
14タンゴ・アン・スカイ (ディアンス)
15組曲第2番 (ブローウェル)
16アッシャー・ワルツ (N.コシュキン)
17メロディ (N.コシュキン)