3ピース・ロック・バンド、シュノーケルの5枚目のアルバム。ギター、ベース、ドラムスのシンプルな編成から繰り出すポップなメロディ、ちょっとひねくれた歌詞、ブリティッシュ・ロックからの引用を思わせるコーラスやリフなど、ポップ職人の技が光る。曲間のインタールードもいいアクセント。
福岡出身の3人組バンドの4枚目となるアルバム。“宇宙”をテーマに制作された本作は、彼らの新章の幕開けとなっており、過去を振り返りながらも今に繋がる前向きな力強いサウンドにあふれている。ポップコーンのように高く宙を舞い、弾け続ける彼らに注目だ。
通算9枚目のシングルは、活動休止を経て復活を高らかに宣言する爽快なギター・ロック。開放感の中にとびきり心地よい情熱とエネルギーがみなぎっている。目指すべき道を見つけた者は強い。J-POPの良質なエッセンスをギュッと凝縮して3ピース・サウンドにまとめ上げる手腕はお見事。
2004年に結成され、2005年にメジャー・デビューするも2010年に活動休止となった男性3ピース・バンドの復帰作。ドラマティックなオープニング曲からポップでスリリングなナンバーが展開される。艶とせつなさを内包するヴォーカル、隙のないギター・サウンドとともに、アレンジ力が際立っている。
結成からたった5年で全国ツアーを敢行するまでに成長したシュノーケルの待望のベスト盤。メジャー・デビュー後のシングル曲はもちろん、結成直後の自主制作盤などからのレア音源も含むのでファンは嬉しい限りだろう。どれも、曇り、澱みのない爽やかなポップ・ロック。清々しい!
7枚目のシングルは、どこかイギリスの古いポップ・ロックを想起させる、トラディショナルなメロディと展開力が印象的。ピアノとギターを中心とした飾り気のないシンプルな楽曲に、熱情を感じるヴォーカルが混ざり合い独自の世界を構成している。勇気のわくメッセージもよし。
福岡在住三人組の6枚目のシングルは、成海璃子主演の映画『あしたの私のつくり方』の主題歌。爽やかさと切なさが詰まったポップスだ。「おかしな2人」はコーラスにチャットモンチーの橋本絵莉子とBase Ball Bearの関根史織を迎え、ユニコーンの名曲をカヴァー。
2004年福岡にて結成、人気アニメ『NARUTO−ナルト−』の主題歌を歌ったことで注目を浴びた3ピース・ギター・ロック・バンドの5枚目のシングル。インディ時代からライヴに心血を注いできたからこその、突き抜けた高揚感が見事にサビに表われている。
新人若手トリオ・バンドのサード・シングル。「旅人ビギナー」はミディアム・テンポに穏やかなメロディをのせた、ポリスの「見つめていたい」を彷佛させる佳曲。カップリングのストレートなロックと合わせ、まだ蒼くみずみずしい感性が魅力のバンドだ。