
3ヵ月連続リリース第2弾。前作表題が陰影に富んだ美しいバラードだったので期待された本作だが、今ひとつフックが足りない? 楽曲・アレンジ・音色とも平均点で突出する何かが欲しい。ストレートなロックへ移行をみせる彼らゆえ、核になる強力な個性が課題。

新曲の発表は1年ぶり。コンパクトなマキシ・シングル(新曲は3曲)ながら、緩やかに流れるようなリード・トラックで立ち上げてインターミッション的な小曲(2)を挟み、パワフルなグルーヴでたたみかける(3)へ……とドラマティックな展開を組み上げる美学が見事!

99年5月8日の武道館でのステージをCD化した、ROUAGE初のライヴ・アルバム。代表曲がズラッと並ぶその様は圧巻だ。武道館という広いスペースの音質感もよく出ている。このアルバムのリリース1週間後に、ライヴ・ビデオも発売された。

ファンの投票により選ばれた18曲を[1]に収録、さらに、大幅にリアレンジ、リミックスされた5曲を[2]に追加という2枚組。93年から98年までのルアージュの代表曲が収められたベスト・アルバムだ。彼らの美意識がよくわかる構成になっている。

4人組のビジュアル・ロック・バンド、ルアージュの4thアルバム。ますますデジタル・ロック色が強くなり、実験的要素も随所で感じられるようになった。また、あたりまえではない詞を書く姿勢も健在で、世界を奥深くしている。

本作は、ROUAGEがインディーズ時代に制作してきた楽曲を1枚にまとめた、彼らのインディーズ集大成的な作品。結成間近の頃の音源から入ってるだけに演奏面でのバラツキはあるが、当時からサイコ・ヒステリカルな味は、楽曲の中に十分現れている。

デヴィッド・ボウイあたりを系譜としたヴォーカル・スタイル、ドラマティックで疾走感のあるサウンド…と、ヴィジュアル系バンドの要素をすべて持つ彼らの3rd。しかし、それぞれの曲ではさまざまな新しいトライをしていて、世界が広がっている。

真っ黒な衣装と派手なメイクというルックスで、屈折したヘヴィ・ロックを演奏する5人組のセカンド。録音に凝ったワザをみせる(2)、レゲエの(4)などの新しい試みを、永年氷室京介のバックをつとめる西平彰のアレンジががっちりバックアップしている。

化粧バッチリ&超長髪というビジュアル系と呼ばれるバンドの典型みたいな彼らだが、チャラチャラした印象は音にはない。それどころか、サウンドはアイデアと個性にあふれ、ありきたりなところに収まっていない。ヴォーカルにも強い説得力がある。