デビュー30周年記念アルバムにして集大成とも呼べる一枚。タイトル・ナンバー的な「Good Day Good Sign」を始めとする都会的なポップ・ソウルの新曲を中心に、「もう一度夜を止めて」などのリメイク、さらに高橋真梨子や柴咲コウらに提供した作品のセルフ・カヴァーでまとまる。
コンポーザー/プロデューサーとしても活躍するシンガー・ソングライター、崎谷健次郎の12年ぶりのアルバム・リリースに続くシングル。タイトル曲は、“生まれてくる星のように愛は何度でも生まれ変わり強くなる”というテーマで制作されたミドル・バラード。優しく透明感のある声が曲を引き立てる。
プロデューサーとしても活躍するベテラン・シンガーソングライターの12年ぶりとなるオリジナル・アルバム。バラードからミディアム・ファンクまで、バラエティ豊かで良質なメロディと、本人や松井五郎などによる苦味の効いた歌詞が巧みに溶け合ったアダルトなラブ・ソングを聴かせる。
シンガー・デビュー25周年を締めくくるシングル。内省的な詞を歌う「Fine after rain〜雨のち晴れ〜」が軽快なポップ・チューンだったり、和風の旋律から始まる「Colours of life」で凝った転調を忍ばせたりと、一筋縄ではいかない音楽世界を披露。孤高と普遍のはざまをしなやかに歩む、独自のスタイルに唸るばかり。
“アダルト・コンテンポラリー”ジャンルを代表に、シティ・ポップのプロデューサーとして鳴らした崎谷健次郎が、もうひとつの顔であるシンガーとしてクリスマス・ソングを手がけた。ア・カペラの聖歌や洋楽〜自作までのさまざまなナンバーを、グルーヴ感が横溢する崎谷アレンジでまとめ上げたのがいい。
デビュー以来23年になるメロディ・メイカー/ヴォーカリストのアルバム。耳に心地いい甘くやさしいヴォーカルと、流れるようなメロディが冴えまくり、大人の恋のラブ・ソングばかりが並ぶ。音の方もストリングスをフィーチャーし、バラードを中心にファンクやR&Bなど多彩で飽きさせない。
80年代、斉藤由貴や稲垣潤一などのコンポーザーとして、あるいはソロ・シンガーとして人気を集めた崎谷健次郎のベスト。デビュー時から一貫した独自のノーブルなAOR世界が堪能できます。現在、40歳。新録音の「Tomorrow」でも、そのノーブルさは不変。グレートです。
暑い。クーラーは無い。冷風機からはナゼか温風が吹き込んでくる。ああ、南極へ行きたしと思へども南極はあまりに遠し…。せめて崎谷のサマー・ベストを聴きて、気分だけでも避暑地へ出でてみ〜んみん。ああ、やっぱ暑い。声がサワヤカなんだけどなぁ…。
リズムトラックのアレンジにハウスからの影響が顕著な崎谷健二郎の5枚目のアルバム。(1)では種ともこ、(7)では三柴理と過激なゲストを迎えた意欲作。おっと(7)の作詞は斎藤由貴とこっちもカゲキだぁ! 全曲、斎藤由貴の作詞だったら大傑作になったかも。
松本明子主演の人気ドラマ『たたかうお嫁さま』のインストゥルメンタル・サウンドトラック。コンポーザーとしても名高い崎谷だけに個々の楽曲のクオリティも高く、歯医者さんのBGMとかに最適。テーマ曲(10)はオーケストラ・ヴァージョンで収録。
作詞家の秋元康との共同プロデュースによる作品。当然作詞はすべて秋元康で、全作曲とほとんどのアレンジを崎谷自ら手がけている。ほとんどが打ち込みの、クールなサウンド作り。故にかえって、ラストの彼が弾くピアノとストリングスのインストが効果的。
感情の素直な吐露をテーマに作られたという崎谷健次郎の第7作。鼻にかかったハイトーンの歌声は好みが分かれると思いますが、まじめなAORですよ。♪愛は君の希望を支える((12))なんて歌われた日にゃ、ちょっと困るっス。でも突き抜けた強さ溢れる1枚。
平松愛理・尾崎亜美・崎谷健次郎の企画もの。と言いつつ3人でやっているのは(1)だけで、他は各人のナンバーが並ぶ。だったらCDシングルでも良かったんではないでしょうか。雰囲気的にはクリスマス・シーズンを狙った、甘い甘いラヴソングが多い。
6枚目のアルバムもハウス的なリズムがベースになったナンバーを中心に、レゲエあり、バラードありとポップな仕上がり。どんなビートでもお洒落なムードになってしまうのはきっとあのソフトな歌声のせいよね。(2)では府中の森芸術劇場のogも使ったそうだ。
おっ、いきなりのハウス/ディスコ攻勢、という軟派路線が、ことこの人の場合、少々とりすました感のあった従来のイメージを、ほどよく緩和する方向に働いたみたい。歌詞はほんと、ミがないんですけど。聞き流すのが死ぬほど気持ちいい、そういう音楽。
ハーフ・ファルセットなんて言い方あるかどうか知らないけど、そんな微妙な声質を持ったソングライター/ヴォーカリストのセカンド・アルバム。編曲もほとんど自分で手掛けての洗練された都会派ポップス、その後のソフト&メロウ。サラッとした仕上がり。
たよりないけど鼻にかかってないから伝わってくる、シャレててあいまいさのない音作りも、達者なメロディ・ラインも生気にあふれているんだ。イメージがフェードアウトしてしまう秋元康の歌詞がずるく聴こえてしまう。