
キャリアは長い。センスも良い。クールでソウルだ。業界内での知名度も高い。しかし、だんだん焦点がズレてきてるような気がするのは、僕だけだろうか? なんか、一発聴いてスゲエ! というインパクトが、あまりに薄い。どこかに突破口を作ってほしい。

荒木晋のソロ・ユニット的な様相を呈してきたSOUP。本作に収録された楽曲では、彼の中に培ってきた70年代ソウルの魂が、ブルーズな香りも加えつつ表現されている。なかでもCharのカヴァー曲でみせたクールでエモーショナルな歌声は、イカしてるぜ。

また2人組に戻ってこれまでの集団指導制を改め、荒木晋を中心にしたスタイルにモード・チェンジした本作。必然的に、荒木の持つイージー・リスニングを拒否した歌詞とサウンドの攻撃性があらわになった。

新メンバーを迎え3人編成になったSOUP。面白いのは作詞・作曲者がその楽曲のヴォーカルも担当しているというところ。ディープなソウルから、フォーク調、70年代ロックなど、個性が楽曲の中から見えてくる。散漫なようでいてタイトに仕上がった作品。

マキシ・シングル。ソウルでファンクな要素に、醤油をかけてデジタル処理したポップスとでもいおうか。3曲ともミディアムな作品だが、じっくりよく聴くよりゆったりと体をくねらせて踊るのにいいかも。ねっとりと絡みつくようなヴォーカルが持ち味か。

ブラック・テイストの濃い、カッコいいサウンドを作り出す2人組のユニット、SOUPのミニ・アルバム。アルバム・タイトルは、通算4作目(Fourth)という意味での韻が踏まれている。ありがちなブラック・アプローチとはひと味違う彼ら、今回もいい。★

彼らのセカンド・アルバムは、「バンド・ワゴン」の匂いさえ感じられるようなベイ・エリア・ファンクっぽいサウンド・テイストが感じられる仕上がり。2人の楽曲の違いも明確になってきている。まだまだやってくれそうな余裕が感じられるのが頼もしい。

彼らの1stアルバム『future leader』から抜粋した4曲のアナザー・ヴァージョンと新録のボーナス・トラック(5)によるミニ・アルバム。ラヴ&ピースな歌詞と、シンプルでスウィート&メロウなグルーヴがとにかく心地よい。

アラキ・ススム(b、vo)、オガワ・アツ(g、vo)の両名から成る謎のファンク・ユニットのメジャー・デビュー作。スライとかP-ファンク、リアルタイム世代だと思われる本気のファンクと、とっぽくて、へなへなした日本語の歌詞のマッチングが妙に新鮮なのです。

ピチカート・ファイヴを脱退した高浪敬太郎が主宰するインディーズ・レーベル“OUT OF TUNE”からリリースされた、SOUPの2nd。日本語によるファンクを作る彼らは、サウンドの黒っぽさとヴォーカルのそっけなさの対比がおもしろい。オシャレです。

アウト・オブ・チューン・シリーズの7枚目。スープを聴いて感じたキーワードは、“ニュー・ロック”、“ティンパン&小坂忠”、“フレッシュの頃のスライ”。70年代のファンキーなロックに興味がある10代、現役で70年代をファンキーに暮らした30代に。