
男女2人のユニットで、キャッチコピーが“ポップスのフレイヴァーにソウル&ファンクをトッピング”とくれば、ICEみたいなサウンドを想像しがち。でも、彼らの場合はICEほどのお色気はなし。そんなことよりも男女のかけあいの妙を楽しむべし。

通常デュエットというとハモることばかりを考えてしまいがちだが、彼らの場合、どの曲でも高音と低音というお互いの声の持ち味を最大限に生かした、掛け合いや会話的なスタイルの歌として成立させている。ディープソウルな新しい形のデュエット作品だ。

最近いそうでいない、男女2人組。いても男の方はソングライターやサウンド・メーカーの役割りに徹していることが多かったりするが、彼らは平等にヴォーカルを受け持つ分、世界が広がる。男側からも女側からも入り込める、ラヴ・ポップス。

花王ビオレクールのCMでお馴染みの(4)をはじめ、パンチのきいた男女のツインvoを生かした、大人の恋の詞がつめこまれている。70年代的メロディが今風のJazzyな編曲と上手くハマッた、都会的おしゃれポップス。リゾートできくと気持ち良さそう。

スズキケイコ&コモリヨシヤ御両人によるポップ・デュオのデビュー作。ブラコン系打ち込みものを手弾きのギター、ベースやホーンがアシスト。二人とも作って歌えるのね。それぞれのキャリアを想起させる達者な作り。こういう音楽はエバーグリーンなのか?