1930年7月2日生まれ、米・ペンシルヴェニア州ピッツバーグ出身のジャズ・ピアニスト／作曲家。本名はフレデリック・ラッセル・ジョーンズ。3歳でピアノを始め、14歳からプロキャリアを開始。50年代にイスラム教へ改宗し、改名。58年録音の「バット・ノット・フォー・ミー」で注目され、〈カデット〉〈アーゴ〉などのレーベルから数多くの作品を発表。ソロ、トリオ、コラボレーションなどで幅広く活躍し、2017年にグラミー賞生涯功労賞を受賞。マイルス・デイヴィスに影響を与え、「ジ・アウェイクニング」はナズ「ワールド・イズ・ユアーズ」をはじめヒップホップの定番サンプリングネタとしても知られる。2023年4月16日に死去。92歳没。