1940年9月22日生まれ、デンマーク出身の女優。本名はハンネ・カリン・バイエル。モデルとしてキャリアを始め、17歳で仏・パリに移住。ココ・シャネルに名付けられた芸名で、60年にジャン＝リュック・ゴダール監督作『小さな兵隊』に主演。翌年の『女は女である』で第11回ベルリン映画祭女優賞を受賞。以降もゴダール作品に数多く出演し“ヌーベルバーグのミューズ”と呼ばれる。また、舞台女優や歌手、映画製作でも活躍し、ファッションアイコンとしても人気を博す。2018年には18年ぶりに来日し、野宮真貴らと共演も果たす。晩年は癌を患っていたが、2019年12月14日にパリ市内の病院にて死去。79歳没。