1934年11月14日生まれ、米・ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のジャズ・ピアニスト。本名はエリス・ルイス・マルサリス・ジュニア。ウィントン、ブランフォード、デルフィーヨ、ジェイソンと息子4人をジャズ・ミュージシャンに育て、“ニューオーリンズの父”とも呼ばれる。父が経営するモーテルで多くの黒人ミュージシャンと出会い、音楽の道へ。また、各地の大学でジャズを指導するなど、教育者としても尽力。2008年にニューオーリンズ名声の殿堂入り。2020年4月1日に新型コロナウイルス感染に伴う合併症のためニューオーリンズの病院で死去。85歳没。