1944年4月23日生まれ、埼玉県秩父市出身の演歌歌手。本名は堀口義弘（ほりぐち・よしひろ）。高校卒業後、作詞家・三浦康照の弟子入りを経て、67年に「命ひとつ」でメジャー・デビュー。77年のドラマ主題歌「旅の終りに」で脚光を浴びる。80年代半ば以降はパワフルな歌唱と派手な振付で注目され、「しのび酒」「のぼり竜」「酒場」がヒット。92年の「炎」では“アイ・アイ・アイ・ライク・演歌”のフレーズで若者の支持も獲得。ネオ演歌の旗手となり、ユニークな楽曲を発表。バラエティ番組にも多く出演し、人気を博す。『紅白歌合戦』には91年を皮切りに3度出場。晩年は長期療養中だったが、2024年1月1日に心不全のため死去。79歳没。