1934年8月17日生まれ、ブラジル・アクレ州リオブランコ出身のピアニスト／ミュージシャン。本名はジョアン・ドナート・ジ・オリヴェイラ・ネト。11歳でリオデジャネイロに移り、15歳でアコーディオン奏者として初録音。53年に初ソロ・アルバムを発表。59年にジャズ・ピアニストのスタン・ケントンに憧れて渡米し、ティト・プエンテらのバンドに参加。以来、米拠点で活動し、ジョアン・ジルベルトの欧州ツアーに参加し、65年に『ニュー・サウンド・オブ・ブラジル』を発表。72年に本格的に帰国。一時シーンを離れるも復帰し、95年の小野リサ『サウダージ』にも参加。2000年代も精力的に活動を展開。2023年7月17日に死去。88歳没。