1959年生まれ、大阪府高石市出身の演歌歌手。本名、脇坂直美。85年にシングル「女の人生待ったなし」でデビュー。伝統的な演歌を得意とする正統派歌手として人気を集め、「ひとり宿」「惚の字傘」など多くのヒット曲を放った。94年にはNHK紅白歌合戦に初出場。また、シングルを寄せ集めたアルバムではなく、アルバムとして意味のある作品を作りたいと、98年に近松門左衛門の浄瑠璃を歌ったコンセプト・アルバム『浪花恋挽歌〜近松純愛物語』を制作するなど、演歌の新しい表現にも意欲的。