Bernd Alois Zimmermann (ツィンマーマン)
プロフィール
1918年3月20日、ドイツ・ケルン郊外ビースハイム生まれの現代音楽の作曲家。ケルン音楽大学とケルン大学で学んだ後、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会に参加。フォルトナーやレイボヴィッツの影響を受ける。57年には母校の音大で作曲科の教授に就任。次世代の現代音楽家の育成に貢献。多元主義とも呼ばれる異質な時間構造を有した前衛的で独自の音楽様式を追求するも、当時は批判や嘲笑の対象に。徹底した引用技法や静止主義など、その複雑難解な作風ゆえ、演奏も困難で信頼に足る音源も僅か。以降、創作において孤立化が目立ち、1970年8月10日に不可解なピストル自殺で死去。
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