Alfredo Kraus (アルフレード・クラウス)
プロフィール
1927年9月24日、スペインのラス・パルマス生まれのテノール歌手。1999年9月10日マドリードにて没。ミラノで学んだ後、54年マドリードでサルスエラ歌手として活動を始める。56年ジュネーヴ国際コンクールで入賞。トリノで『椿姫』のアルフレート役でイタリア・デビューし、カイロ王立歌劇場での『リゴレット』のマントヴァ公役で評判となる。翌年『椿姫』でマリア・カラスと共演し、脚光を浴びる。コヴェント・ガーデン、スカラ座、メトロポリタンなど世界の歌劇場でイタリア、フランス・オペラを主なレパートリーとして活躍し、音楽映画にも出演した。71年にはイタリア歌劇団公演で来日し、その端麗な容姿と鮮烈な歌唱で人気を集めた。「キング・オブ・テナー」として71歳まで現役を貫き、国葬に付された。
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