1936年、南フランスのタルブ生まれのピアニスト。10歳でパリ音楽院に入学、マルセル・シャンピ、イヴォンヌ・ロリオ、コルトーに師事する。1950年卒業、1953年のロン＝ティボーを初めとして、ジュネーヴ、ヴィオッティ、エリザベート王妃、ブゾーニ、1962年ヴァン・クライバーン国際コンクールと、輝かしい入賞歴を持つ。1975年のロンドンでのリサイタルで成功を収め、活躍を開始。モーツァルト、ドビュッシー、ショパンなど明晰さの中に洗練されたセンスを感じさせる演奏は、高く評価されている。