Arthur Nikisch (アルトゥール・ニキシュ)
プロフィール
1855年10月12日、ハンガリー生まれのドイツの指揮者。1922年1月23日、ライプツィヒにて没。最初はヴァイオリニストとして活躍、その後指揮に転じた。1895年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とベルリン・フィルの首席指揮者に就任し、1922年までこの二大楽団を率いて、古典から当時まだ余り知られていなかったマーラー、ブルックナー、シベリウスなどを積極的に取り上げ、ドイツ音楽の巨匠と称賛された。12〜14年にはロンドン交響楽団の首席指揮者も兼任し、同楽団のアメリカ公演を指揮した。音楽的才能はもとより、豊かな人間性にもあふれていた彼は、包容力のある暖かな音楽性で聴き手を魅了した。また、ライプツィヒ音楽院の教授として、多くの優秀な門下生を育てた。
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